時短木工には欠かせない電動工具

サンディングとは、やすりで表面を磨いて滑らかにする作業のことですね。特に「安いから」という理由で表面の荒い材料を購入してしまった場合、サンディングしないと使い物にならないこともあります。
地味な作業ではありますが、後々の塗装や作品自体の質感の向上には欠かせない作業です。
しかし、地味です。そして疲れる。
小さいモノなら手作業でも何とかなりますが、少し大きめの作品になると途方に暮れてしまいます。そんな時には電動サンダーの出番です。


サンダー大図解!

モデルによって、スイッチの方法などが異なります。

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メインスイッチ

動作のON/OFFを切り替えるスイッチです。「|」がONで「○」がOFFです。
電源プラグを入れるときには必ず「○」が押された状態であること。

SDSレバー

このモデルはラバーパッドを取り外して、オプションに設定されている別の形状のパッドに変更することが出来ます。
この交換を行う際にパッドの取り外しを行うレバーです。

ラバーパッド

このモデルはラバーパッドを取り外しが可能です。別の形状のパッドに変更することで、細部研磨などが出来ます。
この部分にサンドペーパーを取り付けます。(セパレート/マジック式)

サンディングプレート

サンドペーパーを取り付けるベースとなる部分です。(セパレート/マジック式)

マイクロフィルター(集塵機)

このモデルではサンディング時の粉じんを吸塵して、集塵部分に貯めることが出来ます。全ての粉じんを集めることは出来ませんが、無いものと比べるとかなりの量を吸塵することが可能。

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ペーパー取り付け部(マジック式)

専用のサンドペーパーを取り付ける部分。マジック式となっており、簡単に交換ができます。

吸塵口

研磨時に発生する粉じんを吸入する吸塵口です。専用のサンドペーパーには、この穴に合わせてあらかじめ穴があいています。

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このモデル専用のサンドペーパーです。表面が研磨に使用する面で、裏面はフェルトのような材質で、マジック式のパッドに貼り付けるようになっています。

オービタルサンダー

オービタルサンダーは細かい楕円運動(正確には偏心運動)を高速に行い、材料を研磨するサンダーです。サンドペーパーの取り付け方法、サンドペーパーの形状などで分類があります。

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オービタルサンダーの動きのイメージ

サンドペーパーをクリップ式で固定する

前後のクリップでサンドペーパーを固定するタイプ。市販のサンドペーパーを切って利用することが可能です。クリップ式のメリットはマジック式と比べてランニングコストが低いところ。サンドペーパーは消耗品になるので、ランニングコストが低いのは嬉しいところですね。
サンドペーパーには一般的な長方形のものとロール式のものがあるので、ロール式を利用するとカットする手間も少なくなります。
クリップ式の注意点は、パッドとペーパーに隙間が無いようにセットすること。だぶだぶな状態で利用すると、破れやすく、材料に傷がつくこともあります。
クリップ式はモデルによっては取り付けがしにくかったり、使っているうちに外れやすかったりするので、出来れば現物を見てクリップの仕方を確認した方が良いですね。



マキタ(makita) 仕上サンダ ペーパー寸法 93×228mm BO3710

サンドペーパーをマジック式で固定する

各モデル専用のサンドペーパーを利用することで、簡単確実にペーパーを付け外し出来ます。 サンディング作業は、荒い番手から徐々に細かい番手に変更して行っていきます。 番手を変えるたびにセットしなおさないといけないので、セットが簡単なのは時間短縮できて大きなメリットと言えます。 デメリットとしては、専用のペーパーになりますので一般的なサンドペーパー利用と比べると高価になること。ですが、マジック式の専用品は割と丈夫な作りになっているので長持ちします。



ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) 高集塵マウスサンダー オレンジ 100V KA2000-JP

形状の違い

上の二つのモデルはパッドの形が長方形と三角形と、形が違いますね。 長方形の場合は面積が広いので、安定して広い面を研磨するのに向いています。 三角形型はコンパクトなモノが多く、コーナーに先端を入れて研磨するなど、細かい場所の研磨に向いています。
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サンダーの操作について

サンダーは、研磨面に対して、水平にまんべんなく力が掛かるように当てましょう。傾いてしまうと、細かいらせん状の傷が入ることがあります。未塗装状態では気にならない程度の傷でも、オイル塗装などを行うと目立ってしまいます(また、この傷を取り除くのも難しいです)。
特に研磨終了時のスイッチを切るときに油断して傷がつきやすいので、ゆっくり持ち上げてからスイッチを切ると良いですね。

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サンダーは激しく振動しますので組み立て前の材料を研磨する場合は、クランプなどで固定するか写真のように100均などで売られている滑り止めシートの上で作業するのが良いです。

オービタルサンダーのパッドの動きは楕円の回転運動なので、材料に対してサンダー本体はどの向きで構えても問題ありません。 動かし方は木目に沿って動かします。長方形型のサンダーの場合、大抵、吸塵口が長辺側に一列に並んでいます。吸塵効率を考えると、本体を斜めに構えて動かすと良いですね。
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ランダムサンダー

パッドが丸く、オービタル動作に加え回転の動作をくわえて研磨するのがランダムサンダーです。パッドが丸いので専用のサンドペーパーを利用します。取り付け方法はマジック式となります。


BOSCH(ボッシュ) 吸じんランダムアクションサンダー PEX260AE

オービタル動作に回転動作が加わるため、オービタルサンダーよりも研磨力が強く、大きな傷や段差を取るのに向いています。
研磨力が強いので、油断すると削りすぎることもあります。
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ランダムサンダーの動きのイメージ

オービタル動作は非常に高速ですが、大きな円運動はゆっくりです。
ランダムサンダーはサンドペーパーだけでなく、バフと呼ばれるパッドを取り付けることもできます。このバフはフェルトや布でできており、艶出しなどを行う際に利用できます。

ベルトサンダー

大きなベルト状のサンドペーパー(布製)を回転して研磨を行うサンダーです。非常に強力な研磨力があります。据え置いて、小物の研磨に利用することもできます。 オービタルサンダー、ランダムサンダーと比較するとペーパー自体が高価です。また、モデルによる性能差も大きいので、十分に下調べをしてから入手を検討した方がよいですね。

リョービ(RYOBI) ベルトサンダ 76×533mm BE-3210 637521B

ベルトを回転させるという構造上、二つの回転軸の平行がきちんと出ていないと、使っているうちにベルトがずれてしまいます。



加工の前にしっかりシミュレーション!

紙の図面や頭の中だけでの設計だと、なかなか加工手順を把握するのも難しいですね。 このアプリを使ってしっかりと設計すれば加工手順の検討もバッチリ!



まずはオービタルサンダーから【まとめ】

週末の限られた時間の中で、時間短縮はDIYerにとって大きな課題。中でも研磨作業は地味で時間も掛かりますが、外せない大事な工程。そんな時に役立つのが今回紹介したサンダーですね。サンダーがあれば、時間短縮もですが、作品の仕上がりも大幅にアップさせることが出来ます。いろいろな工具の中でも、早い段階でほしい工具。まずはオービタルサンダーを入手して快適なDIYライフを満喫しましょう!



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カテゴリー: DIY講座

尾見@caDIY3D開発

尾見@caDIY3D開発

DIYが趣味で「誰にでも簡単に扱えるCADがあっても良いんじゃないか?」ということでcaDIY3Dを開発しました。 DIY歴は14年?くらいです。2017年:DIYアドバイザー取得。

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