図面の完成まで

ここまで、チュートリアルを実行してきていれば、もう設計はバッチリですね。
図面の完成まで、一気に進めます。

側面の板をコピー

側面の板を一つ選択して、コピー。
コピーした材料を90°回転して床に置きます。

90度回転して床に置く

床に置いた材料を移動。
サイズ変更して、側面の間にぴったり収まるようにします。

サイズ変更と移動
ヒント 移動やサイズ変更の際に、材料の頂点や各辺・面の中点に小さな円(スナップ点)が表示されることがあります。
これはスナップ機能と言って、移動やサイズ変更のドラッグ中にスナップ点が表示されたら、
マウスの右ボタンを押します(左右のボタンを押した状態)。
すると、頂点同士がくっつく形で、移動、サイズ変更が可能になります。
<スナップ機能が使用可能な時>
ステータスバーの左側に 「左ボタンドラッグ+右ボタン クリックでスナップ実行!!」 のメッセージが表示されます。
              
<オートスナップがONの場合>
上記の操作なしで自動スナップします。

この板が棚板になります。棚板は3枚。200mm間隔で配置します。
加工の際に棚板をとりつける位置をスナップで指定できるようにするために、側面の板の内側に 寸法線を追加します。側面の板の上と下の頂点をクリックして寸法線を追加します。

寸法線を追加

寸法線のサイズを200mmに変更します。これで、床から200mmの位置を表す寸法線ができました。

寸法線サイズを変更

床に置いた板を寸法線に合わせて移動。(スナップ機能を使えば簡単!)
寸法線と板をコピーしながら下図のように配置します。

寸法線に合わせて移動

ちょっと側面の板が長いので、サイズを調整。800mmの長さに変更します。

サイズ調整

壁に立てかけるので、全体を斜めに傾けます。
全ての材料を選択して、自由回転で-15°傾けます。

ヒント 材料を複数選択するには、Shiftキーを押しながら一つずつ選択するか、材料のないところから、マウスの左ボタンを押してドラッグすると、範囲選択の矩形が表示されるので材料が矩形に収まるようにすることで、矩形内の材料を選択することができます。
全体を選択して自由回転

このままでは、棚に置いたモノが滑り落ちてしまうために、棚板を床と水平になるように自由回転します。
棚板を一つずつ選択して、15°回転します。

棚板を自由回転

側面の下端も床に合わせて斜めに加工しましょう。
側面の材料を選択して、斜め加工をクリック。
側面の下端を床に平行になるように-15°斜めに加工。

側面の下端を斜め加工

このままでは宙に浮いた状態なので、床に置きます。全ての材料を選択して、床に置くをクリック。

床に置いて完成

ラダーシェルフの設計図が完成しました!

最後に名前を付けて保存します。 リボンメニュー > 「ファイル」 タブ > 名前を付けて保存 > 「保存」 ボタンを選んで、名前を付けて図面を保存しましょう!
あとはあなたのアイデア次第。この図面にコメントや分度器、ビスなど追加して、より詳細な図面に仕上げてみましょう。