「ビス」 パネル(サイドパネル)

「ビス」 パネルは ビス オブジェクトのプロパティを設定するパネルです。

「ビス」 パネル


<パネルの構成>

「ビス」 パネル

(1) 寸法線/補助線を表示する
(チェックボックス)
寸法線/補助線の表示有無を設定します。 さらに詳しく
(2) 補助線/寸法線の色
(カラーギャラリー)
補助線/寸法線の線の部分や、数値の色を設定します。
内容は 「寸法線/分度器/コメント」 パネルと同じです。
(3) 寸法線の種類
(ドロップダウンリスト)
寸法線の種類をドロップダウンリストから指定します。(実線/点線/一点鎖線)
内容は 「寸法線/分度器/コメント」 パネルと同じです。
(4) 補助線の種類
(ドロップダウンリスト)
補助線の種類をドロップダウンリストから指定します。(実線/点線/一点鎖線)
内容は 「寸法線/分度器/コメント」 パネルと同じです。
(5) 線の太さ
(ドロップダウンリスト)
寸法線/補助線の線の太さをリストから指定します。(0.5/1.0/1.5/2.0/3.0)
(6) ビスのレイアウト
(ドロップダウンリスト)
ビスのレイアウトをドロップダウンリストから選択します。 さらに詳しく
(7) ビスの長さ
(ドロップダウンリスト)
ビスの長さをドロップダウンリストから選択します。(13mm~90mm)
(8) ビスの深さン
(スクロールバー)
ビス長さが適正か、スクロールバーを使ってビスの深さをシミュレーションできます。 さらに詳しく

☆直前の指定値を初期設定する項目

寸法線を表示する設定について

ビスオブジェクトを沢山使用すると、寸法線/補助線が混み合い図面が見にくくなる場合があります、必要な場合は寸法線/補助線の表示/非表示を設定してください。 寸法線と補助線の関係は、以下のとおりです。また、線の種類は寸法線/分度器などと同じです。

寸法線/補助線表示あり
寸法線表示あり 寸法線表示あり

寸法線と、補助線を表示します。

寸法線/補助線表示なし(ビス穴のみ)
寸法線表示無し 寸法線表示無し

ビス穴のみを表示します。

※ビスのレイアウトについて

以下のレイアウトから選択可能です。ビスの間隔は、幅、長さから自動的にレイアウトします。
設置する材料の幅をもとにして正方形を描きその内部にビスを設置します。

1本のレイアウト
1本 1本

ビスオブジェクトの中心にビスを1本配置します。

2本のレイアウト
2本 2本

ビスオブジェクトの幅を基準にビスを2本配置します。

3本直線のレイアウト
3本直線 3本直線

ビスオブジェクトの幅を基準にビスを3本、直線上に配置します。

3本交互のレイアウト
3本交互 3本交互

ビスオブジェクトの幅を基準にビスを3本、互い違いに配置します。

4本のレイアウト
4本 4本

ビスオブジェクトの幅を基準にビスを4本、四隅に配置します。

5本のレイアウト
5本 5本

ビスオブジェクトの幅を基準にビスを5本、四隅と中心に配置します。

※ビスの深さシミュレーションについて

ビスの長さが適正かどうか、ビス同士が干渉しないかどうかをシミュレーションします。
ビスの深さはビスの長さを元にしてスクロールバーで変更できます。 (ビスの長さ×1.5×-1) ~ (ビスの長さ×0.5)の間で指定が可能です。 0㎜の位置ではビスの頭が材料に位置します。ビスの深さが(ビスの長さ×-1)の場合には完全に ビスが材料から離れた位置に移動します。 「表示」 タブ > オブジェクトの表示 > エッジのみまたはエッジ(全て)と面にすると、ビス長さの適正がわかりやすくなります。

ビスの深さ -25mm ビスの長さ25mmの状態
シミュ0 シミュ0

・ビスの長さ25mm
・母材厚さ19mm

ビスの深さ 0mm ビスの長さ25mmの状態
シミュ100 シミュ100

・ビスの長さ25mm
・母材の面位置にビスを打った場合

接合先に対して、
ビスが短く、固定が不安定になる可能性があります。

ビスの深さ 0mm ビスの長さ55mmの状態
シミュ87 シミュ87

・ビスの長さ55mm
・母材の面位置にビスを打った場合

母材と、ビスの長さが適切です。

ビスの深さ 0mm ビスの長さ55mmの状態
シミュ87 シミュ87

・ビスの長さ55mm
・母材の面位置にビスを打った場合

逆に接合先が薄い場合は、
ビスがはみ出すために不適切 です。
短いビスで、ビス数を増やすなどで固定強度を保つように設計します。