DIYプロジェクト Fablab(ファブラボ) ~3Dプリンター編~その1
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前回に引き続き、Fablab(ファブラボ)3Dプリンター編その2です。 今回は、3Dプリンターで出力する為に持参したSTLデータを米田さんに見てもらいます。 今回は、STLデータを編集できるSTLエディタもご紹介します。 3Dプリンターを使ったDIYを楽しんでいる人は必見です!
caDIY3Dを使ってSTLデータを出力!
出力する図面はこちら。 真ん中のハートが可愛いウォールシェルフです。
今回は、caDIY3Dの図面をSTLデータに出力し、Fablabに持ち込みました。 ユーザーのみなさんはもうご存知だと思いますが、まだcaDIY3Dについてよく知らない方のために、caDIY3DでのSTLデータ出力の方法をお教えします。 メニュー>ファイル>エクスポートからSTL形式で保存してください。 出力倍率に気を付けて下さいね! 適切に出力すれば、3Dプリンターでも問題なく綺麗な作品が完成すると思います。
重要!!STLデータが3Dプリンターで出力できるかどうかを確認!
出力したSTLデータを米田さんと一緒に確認していきます。 今回の作品の重要なポイントは真ん中にハート型の穴が開いているところです。 STLデータはこちら。10分の1で出力しています。
こちらのSTLデータを一緒に確認していきます。 STLエディタ(他のCADソフト)を使い厚さや幅を確認します。 なぜ確認するかというと、3Dプリンターは綺麗に出力できるサイズや幅があるためです。 厚さや幅がこのデータの通りに出力できるかを確認します。 このウォールシェルフは1/10に縮小したので真ん中のハートの外側部分と上の幅が1㎜ほどしかなく、これでは出力出来ないと指摘を受けました。 2㎜以下だとつぶれてしまったり、うまく出力出来ない可能性があるのでSTLエディタ(他のCADソフト)を使用し、ハートの上部分を2㎜以上になるように調整しました。
あとは、出力する向きです。 画像は作品の向きが縦になっています。この画像の通りに出力しようとすると足元が不安定で自立しないので、サポート材を使って補助しながら出力することになります。 積み上げていく過程で空中にいきなり出現する部分は造形出来ませんが、サポート材を使えばいきなり出現する部分も簡単に出力出来ちゃいます。 今回は、ウォールシェルフですが壁面側を下にして出力することにしました。
今回は、3Dプリンターを使いこなすためのデータ編集の基本を教えて頂きました。 最初は難しい操作が必要となりますが、使いこなせるようになればDIYも楽しくなりますよ! すこしでも参考になれば幸いです。
おまけ~ 米田さん おすすめ!STLエディタ~
- Mesh mixer (無償)
イラストレーターなどの平面図も押し出し機能を使えば簡単に3Dモデルにすることができるソフト。 複数のモデルをくっつけることができるので個性際立つ作品作りにも役立ちそう。
実際の画面です。
- mesh lab(無償)
実際の画面です。
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