「ドゥーパ!」中村信之介 X caDIY3D

自身が担当する[お部屋改造日記]では、ユーモアも交えた親しみやすい語り口と、思わず真似したくなるような実用的DIYリポートで読者からの厚い支持をGETしている中村信之介氏。

ドゥーパ!紙面上で毎号展開される魅力的なDIY特集記事には、中村さんがcaDIY3Dを使って手がけた設計図が豊富に掲載されていて、実際のDIYにトライする読者のこころ強い味方となっています。そんな大人気 DIY専門誌の制作が日々行われているドゥーパ!編集室にお邪魔し、すっかり中村さんのDIYワークに欠かせない相棒となっているcaDIY3Dについてのお話を伺いました。


作りたいもののイメージが格段につかみやすい

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– 中村さんがcaDIY3Dを使いはじめたきっかけについて教えていただけますか。

たしか最初にcaDIY3D(キャディースリーディー)を知ったのは、日本マイクロシステムさんからのご紹介だったと思います。「すごいソフトがありますよ!」みたいな感じで(笑)。それでそのままドゥーパ!とのタイアップ記事をやりましょうというお話になったのがきっかけですね。多分まだcaDIY3Dがリリースされて間もない頃だったんじゃないかな。その企画ではcaDIY3Dで酒棚やシューズラックの設計図を描いて、実際にDIYして完成させました。作ったものは今も僕の家にありますよ。

– 初めてcaDIY3Dを操作したとき、使い心地はいかがでしたか?

酒棚やシューズラックを設計した時は、サイズ・寸法を考えるのがすごくラクだなと感じましたね。操作もシンプルでカンタン。あとは(棚板の)角度を決めたりとかもやりやすい。適当な角材とかで酒瓶だったり靴だったりのサンプルを作って、試しに組んでみた棚にちゃんと収まるか確認しながら設計出来ました。これだといざDIYする際に寸法が合わなくて失敗することがないですよね。「もうビス打っちゃったけど、これじゃ入んないよ!」とか(笑)。

それまで、ドゥーパ!紙面に載せる図面描きを僕が担当する時は、手描きとIllustratorを組み合わせて図面を描いていたんです。例えば「ウッドデッキの上面図を描こう」となると、まずベースとなる下描きを紙に描いて、それをスキャンしたものをIllustratorでなぞる、という具合に。なのでcaDIY3Dを使うようになってからは、設計図を描くときにすごく便利になりましたね。頭の中で「このくらいかな?」と考えながらひとつひとつ紙に手描きしていたものが、caDIY3Dならこんな風に2×材を選んでポンポンポンとはめていくだけでいいし、木材のサイズもすぐに変えられるし。作りたいもののイメージが格段につかみやすいです。


設計図が描ければ、DIYやリノベの楽しさはグッとひろがる

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– DIY専門誌「ドゥーパ!」編集部での日頃のお仕事の様子についても、お話を聞かせて下さい。
中村さんをはじめ、スタッフの皆さん、本当に色んな所へ飛びまわってDIYの魅力を発信されていますよね。

最近は特にあちこち出かけていますね。毎号いろんな企画があるんですけど、編集者である自分たちが紙面にも登場して、DIYを実践するというのがウチの1番の特徴でもあり大事にしているところです。

もちろん一般的な編集プロダクションの仕事と共通する部分も多いですが、普通の編集者は自分たちでピザ窯とか作ったりしないでしょ?(笑)。小屋やウッドデッキづくり・露天風呂の施工現場作業……と、ドゥーパ!での仕事をしているうちに、否が応でも知識が身に付いて、DIYの楽しさがさらにわかっていく感じですね。

隔月のリリースなので、だいたい半月くらいを企画などの構想にあてて、1カ月くらいで取材と原稿作業というペースで動いてます。より良い紙面をお届けするためには考えるべきことも多々あって仕事は大変ですが、1冊の本が仕上がるときの充実感や楽しさは格別のものがありますし、そういう、「作品が出来上がるときの喜び」はDIYそのものと共通する部分かなと。

こんなに情報量が詰まってて実践的なDIY専門誌は他にないと思ってますし、ぜひ手にとって頂きたいです。ここ数年、DIYやリノベという言葉もすっかり浸透してきました。ドゥーパ!が当初からカラーとして打ち出してきたDIY好き男性の読者層はもちろん、DIYを楽しみたいあらゆる層の方が読んで下さると嬉しいです。

– お仕事でも色々な設計図を描いていらっしゃいますが、DIYやリノベを楽しむ上で「アプリで設計図を描く」ことの魅力やメリットについて、どんな風に感じていらっしゃいますか。

DIYに必要な道具として、「設計図アプリ」ってまだあまり馴染みがないという方も少なくないと思います。たしかに、実際に使ってみるまではピンと来ないものかもしれないですね。僕もそうでした(笑)。ただ、いざcaDIY3Dを使ってみると、間違いなく便利ですよ。

DIYを楽しむためには、頭の中で作りたいものを考えているだけではどうしても限界があるし、たくさんある部材や細かな構造を正確に管理するのは大変。工具を片手に家具などを作り始める前に、イメージを形にしておくこと、つまり、設計図を描く作業はDIYにおいてかなり大事だと思うんです。逆に言うとそこが上手く出来なくてDIYを始められなかったり、ステップアップできなかったりする方もけっこう多いんじゃないかと。

その点、caDIY3Dならカンタンなマウス操作で誰でも設計図が描けちゃいますからね。かつ、材料のサイズをささっと変えたり、角度を変えてシミュレーションしてみたりといった、手描きの設計図では難しく面倒なこともラクに出来る。DIYやリノベを楽しみたい人にとってはすごく良いツールだと思いますね。おススメ出来ます。「木取り図」の機能もあるので、制作の前に必要な木材や部材の切り出し方も分かりますし、材料の買い出しの時にも大助かりだと思いますよ。


caDIY3Dでどんどん設計図を描いて、実際に作ってみる

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– 今回撮影させて頂いた中村さんのお仕事用デスクも、caDIY3Dで設計図を描いてDIYしたものだそうですね。

そうなんですよ。このデスクはドゥーパ!2019年6月号の特集用に作ったもので、設計図は僕がcaDIY3Dで描きました。プロのDIYerの方とやりとりをしながらデザインの細部や使う木材などをアレンジしていったんですが、そういう作業もcaDIY3Dだとすごくやりやすいんですよね。結果的にイメージ通り良いものが仕上がりました。実際の制作の模様はドゥーパ!2019年6月号に詳しく掲載されていますので、そちらもチェックしてみて下さい。

– 現在はシリーズ最新版のcaDIY3D-X(キャディースリーディークロス)をご使用中とのことですが、お気に入りの機能やポイントはどんなところでしょうか。

僕はけっこう前のバージョンからcaDIY3Dを使っているので、caDIY3D-Xは動作が軽くなったなあという印象がありますね。木取り図を出すときなんかも全然時間がかからない。操作ボタンの配置もわかりやすくて気に入ってます。ショートカットを色々と覚えなくても、マウス操作で充分スムーズに使えてますね。アップデートで細かいところもどんどん便利になっていくし、オンラインパーツも増えていて良いですね。

– 最後に、これからDIYやリノベをはじめたいと思っている方、caDIY3D-Xを使ってみたいと考えている方、さらには全国のDIY好きの皆さんに向けて、中村さんからメッセージを御願いします。

まずはやっぱり、やってみてほしいですね。どんなものでも良いので、とりあえずノコギリ持って、カナヅチ持って何かを作ってみる。そうすればきっとDIYの楽しさに気付いてもらえると思います。自分でDIYしたものが形になって出来上がるっていうのは、本当にすごい充実感がありますからね。今はビギナー向けのワークショップも色んなところでやっているので、そういうものに参加してみるのも面白いですよ。

作品づくりが上手くいかない時は、どうぞドゥーパ!を読んでみて下さい。こだわりの作品が紙面をにぎわせていますが、基本的な木材のカット方法や工具の使い方なんかも細かく解説してありますし、木材に関する知識やDIYの手順も写真付きでチェック出来て、お役に立てるはずです。ドゥーパ!を読んで「こんなものが作りたいな」というイメージが膨らんできたら、caDIY3Dでどんどん設計図を描いて、実際に作ってみるという流れが1番じゃないでしょうか。

caDIY3Dを使えば初心者の方でも考えているものをすぐに形に出来ると思いますし、「これなら作れそうだな」と実感しながらDIYやリノベを楽しめる。「作って、読んで、設計して」をくり返していけば、仕上がる作品のクオリティも自ずとアップしていきますよ。自慢のDIY作品が出来上がったら、ドゥーパ!からも是非取材させてもらいたいですね。

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ドゥーパ!

「週末DIY・手作りライフマガジン」がキーワードの超人気DIY専門隔月刊誌(奇数月8日発売)。

ベーシックな工具の使い方や木材加工のノウハウはもちろん、DIYの最新トレンドや夢いっぱいのリノベ・アイデア等々、ここでしか読めない注目記事が満載。

「DoPAPA」(やろうよ!パパ)というDIY精神あふれるコトバから生まれた「ドゥーパ!」の名の通り、ページをめくる度に制作意欲がグングンわいてくる、DIYerのためのバイブルです。

また、オンラインの「ドゥーパ!SHOP」には独自セレクトによるこだわりの手工具セットからオリジナルのキットハウスまで、充実のDIY商品が続々ラインナップ。限定アイテムを通販で購入可能です。

ドゥーパ!最新号の動向とあわせて、今後もますます目が離せません。

ドゥーパ!・オフィシャルサイト https://dopa.jp/
ドゥーパ!SHOP https://www.diyna.com/shop/dopashop/shop/

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caDIY3D

設計図が描ければ、DIY・リノベの楽しさは無限大。caDIY3D-X(キャディースリーディークロス)は、誰でもカンタンに設計図が描けるDIY・リノベ専用のWindowsアプリです。

3Dの木材や資材を、まるで積み木のようにマウスで直感的に組み上げて、オリジナルの家具デザインやレイアウト・シミュレーションを楽しめます。

実際のDIY制作にはかかせない、木材の切り分け方や細かなサイズ・寸法チェック、予算の計算なども徹底ガイド。

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caDIY3Dの機能紹介 https://cadiy3d.com/wp/features/
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