「数値入力」 パネル(サイドパネル)
「数値入力」 パネル
オブジェクトを操作する数値を入力するパネルです。
<数値入力パネルの構成>
(1) | 数値入力エリア切替え (タブボタン) |
現在の操作モードに合わせてタブは自動で切り替わります。このタブを選択することでも操作モードを変更することも可能です。 |
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(2) | 数値入力エリア | 各操作モードで数値入力を行うためのエリアです。 さらに詳しく |
※補足1 数値入力エリアについて
数値入力エリアは移動、回転量などを数値入力するエリアです。
リボンメニューやショートカットキーによりオブジェクトへの操作モードを切り替えると、数値入力エリアも自動的に該当の表示内容に切り替わります。
また、操作モードタブを選択することでも操作モードを選択できます。
数値入力のテキストボックスの左横にあるカラーエリアは、マニピュレーターの先端部分(コーンやハンドル)の色と一致しています。
数値入力してオブジェクトを操作する場合
マニピュレーターの先端部分(コーンやハンドルなど)がアクティブ状態になると、該当する数値入力用のテキストボックスにも選択状態が移動して、キーボードからの入力が可能となります。
キーボードから数値を入力し、Enterキー を入力すると、操作モードに合わせて入力された数値分の移動や回転を行ないます。
<数値の微調整方法>
数値入力用のテキストボックスに入力位置がある場合には、キーボードで 「↑」 を押すとテキストボックスの数値が+1され、 「↓」 を押すと
テキストボックスの数値が-1され、数値を微調整します。
<マウスを他使った数値の微調整方法>
上記のようにマニピュレーターの先端部分にマウスが重なった状態でマウスホイールを回転すると選択オブジェクトを最小量で操作することが出来ます。
前方向の回すとプラス方向後方に回すとマイナス方向に操作できます。
マニピュレーターが非アクティブ状態になった場合
数値入力用テキストボックスからも選択状態が移動して、非選択状態になります。
電卓の活用方法
数値入力用テキストボックスの右には 「電卓」 ボタンがあり、ボタンを押すと電卓を表示します。
電卓の初期値には、数値入力用テキストボックスに表示されている数値を表示します。
数値をマウスで入力したり、計算を行った結果を入力値とすることができます。数値を入力し 「OK」 ボタンを押すと、モードに合わせて移動や回転を行います。
1.移動モード時の数値入力について
移動開始位置からの移動量を入力します。移動量は、状態により扱いが変わります。
移動モードの数値は、マニピュレータをドラッグすると、該当方向の数値も同期して変化します。
マウスボタンを離すと移動は終了して、該当方向の数値も 0 に変わります。
2.回転モード時の数値入力について
回転モード時の数値入力では、常にオブジェクトの角度設定からの相対値となります。
例えばX軸に45°傾いているオブジェクトに対し、45°と数値入力後 Enterキーを入力すると、オブジェクトのX軸の傾きは90°になります。
マニピュレーターをマウスでドラッグして材料を回転した場合は、マウスボタンが離された時点で回転が終了して、
変化量は0°にセットされます。
「回転をリセット」 ボタンをクリックすると、材料の回転は初期化され、全ての軸の回転量が0°になります。
つまり、材料が図面に登録された時点の状態に戻ります。木取り図を作成する際に 「材料の向きを揃えたい」 というような場合に使用します。
3.サイズ変更モード時の数値入力について
サイズ変更モード時の数値は常に絶対値(オブジェクトのサイズ)を表示します。
設定された値に材料のサイズが変化します。
マニピュレーターの色と同じカラーエリアの数値入力ボックスに数値を入力後 Enterキーを入力することで、対応した方向へのサイズ変更が可能です。
4.斜め加工モード時の数値入力について
斜め加工モード時の数値は常に絶対値(オブジェクトの斜め加工角度)を表示します。
オブジェクトの斜め加工を行うことが出来る辺にはコーンが表示され、マウスで選択すると該当する
辺の斜め加工の角度を表示します。
このときにマニピュレーターに表示されたハンドル
の色と同じカラーエリアの数値を入力した後 Enterキーを入力すると、対応した辺の対応した方向へ斜め加工を行います。
5.角を丸めるモード時の数値入力について
数値により角を丸めるポイント決定します。(指定された角からの距離を示す)
丸める方法は円弧/直線から選択します。
角を円弧で丸める
丸めるポイントを円弧で結びます。
角を直線で丸める
丸めるポイントを直線で結びます。