DIYプロジェクト 「階段を作る」の4回目です。
今回は残った部品(床板、幕板)の切り出しなどを行います。
天候の関係で、今回は 室内で作業。配置換えの関係で広めの作業スペースが確保できました。
床板の木取り
しかし、外であろうと室内であろうと木くずは舞い散ります。
後でちゃんと掃除しないと怒られる…。
たいていの卓上丸のこは角度切りも出来ます。
角度メモリで45度に合わせますが、安物の卓上丸のこなのでメモリが信用できません(涙)。
留め型スコヤでフェンスと 45度の角度が出ているか確認 します。
こういった電動工具の調整を行う場合は、プラグをコンセントから外しておきましょう。
安全スイッチはついていますが(安全スイッチを押しながらトリガーを引かないと回転しない)万が一、ノコ刃が回転すると大変危険です。
今回使用している卓上丸のこは割と大きめなモノですが、45度の斜め切りだと105mm幅の間柱を一発ではカット出来ません。
(直角切りなら一発でカット可能)
半分切ってから、材料を反転させて、2回で切断します。
ステップの角の部分は45度で合わせるので、45度の角度切りは合計で8カ所。
木口に書き込んだ数値(写真)は長い辺の長さです。
図面には短い辺の寸法も書き込んでいたのですが、一つだけ、間違えて短い辺の長さでカットしちゃいました。
間違わないように図面を工夫しておけばよかった ですね…。
反省を踏まえた木取り図です。短い方は色を薄くしてみました。
木取り的に余裕がある設計でしたので、材料が足りなくなる事態はなんとか避けられました。
床板、幕板を部品取りすると、かなりのカット回数。切りくずも多いですね。
ちゃんと掃除しましたよ。
カンナ掛け
続いて、カットした板材の角をカンナ掛けして丸くします。
今回購入した間柱材は、プレーナー仕上げで表面はきれいなのですがツーバイ材のような面取りをしていないのでエッジが立った状態。
手触り(足触り?)が良くないのでカンナで軽く角を落とします。
写真でカンナ掛けしているスタッフは、カンナ掛けするのは中学校の技術家庭以来と申しておりました。
カンナ掛け前(右)とカンナ掛け後(左)です。
触った感触もやわらかくなりました。
ちゃんとしたカンナは結構いいお値段するのですが、今回使用したカンナは替え刃式のカンナで、お手頃価格です。
研ぐ必要が無いのでお手軽。DIYするのに一つは持っておきたいですね。
細い削りくずが出るカンナ掛けは、なかなかの快感!
っと、最初は思ったのですが、量があると大変。
カンナ掛けだけで一時間半も掛かりました…。
(意外と便利なプラスチックコンテナ。重ねて高さを調整したり、並べて使ったり。作業台代わりになりますね。)
最後にざっくりとサンドペーパーを掛けて終了。
卓上丸のこでカットした際に出たバリ(ささくれ)もきれいに取り除きます。
これで全ての木取りは終了しました。
あとは塗装をしてから組み立てです。まだまだ 地味な作業が続きます。
室内に設置する階段といえども、床板は塗装しないとすぐに汚れてしまうことが予想されますので、今回木取りした部品は塗装しようと思います。
次回は塗装を行います。
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