こんにちは。caDIY3Dスタッフ@開発です。
次回バージョンアップ(Ver1.6)の開発状況です。
2016年2月中旬~下旬頃にはリリースしたいと考えています。
機能の詳細は動画で何回かに分けて、随時紹介していきます。(最終更新:2月16日)
(画面は開発中のものです。予告なく変更する可能性があります)
開発状況その1
2016年2月12日UP!!
動画の要約
- 「長さを揃える」コマンドの追加
- 材料に「DIY資材」が仲間入り。波板や、鋼材のアングルなどが図面作成に利用できるようになります。
「DIY資材」というジャンルを材料に追加しました。
立方体以外の形状ですが、その他モデルと違ってある程度サイズ変更が出来ます。
またDIY資材の「波板」を使えばアウトドアの作品(自転車小屋など)の設計が可能に!!
材料追加のタブのデザインも見やすくなるように変更してあります。
開発状況その2
2016年2月12日UP!!
動画の要約
- アイコンのカラーリングとレイアウトを見直しました。
- 「一時的に隠す」「すべて表示」コマンドの追加。
- ピクチャオブジェクトを拡張して、文字列が表示できるようになります。
モノクロで統一していたアイコンですが、並んでいると判別しづらいので色を付けてみました。
また、材料追加のアイコンはグループを分けて単独とし、寸法線などは図面パーツというグループにしました。
「一時的に隠す」「すべて表示」コマンドは、「ちょっとここのパーツが邪魔だな」って時に一時的に隠す機能になります。
Ver1.5で同じことをする場合、いちいちフォルダに分けて、フォルダ毎非表示にしなければならなかったので、作品の規模が大きくなってくると便利に使えると思います。
任意の文字ポリゴンを扱えるようにしました。フォントを変えられるのでステンシルのシミュレーションなどに利用できます。引出線の無いコメントなどにも利用できます。使い方はアイデア次第。
開発状況その3
2016年2月16日UP!!
動画の要約
- 簡易たわみ計算ツールの追加。
- サイドパネルの有効パネルの色つけ
- ビス置シミュレーション⇒ビスの深さに変更。mm単位で確認が出来ます。
- 数値入力エリアのマウスオーバーにおけるアクティブ化
- ワークスペースでマニピュレータ選択中の対象数値入力エリアの強調表示
- ワークスペースでマニピュレータ選択中のマウスホイールによる微調整
DIYで作品の構造を検討する際に気になるのが作品の強度。勘や経験を頼りにこれくらいの構造なら大丈夫かな?っで設計していたところを、より確実に強度計算したい。
そこで、簡易ではありますがたわみ計算ツールを実装しました。材料の幅、厚さなどの情報と掛かる加重から、どの程度たわむかを公式に基づいて計算します。
想定される加重(ある程度安全をみて多めに設定すると良いですね)に対して、大きくたわむ(たとえば10mm以上とか)ようであれば、材料や構造を見直す必要があります。
「ビス位置シミュレーション」は「ビスの深さ」に変更。mm単位で位置を移動して、干渉を確認することが出来ます。何mmまでの深さまで打ち込みが可能か、確認出来るようになります。
また、操作性やわかりやすさに対する改善もおこなっています。
マウスホイールによる微調整は、いままで微調整で上手くいかない場合がありましたが、かなり改善されると思います。