【庭造りDIY】オリジナルウッドデッキを設計しよう【床板編】


床板の張り方にもいろいろあります。

設計の準備、土台ときたら次は床板ですね。オリジナルデザインのウッドデッキを作る際には、床板のデザインにも拘りたいところ。設置する場所にもよりますが建物に対して平行に並べるのか垂直に並べるのか、はたまた、思い切って斜めに並べるのか。
あらかじめデザインを確認しておけば、後から後悔することも無いですよね。
その他にも床板を張る際に気を付けたいポイントなどを紹介していこうと思います。

縦張りと横張り

建物からウッドデッキを見たときに外に向かって床板が並ぶ張り方が縦張りになります。逆に建物から見て平行に並ぶ張り方が横張りになります。

縦張りのウッドデッキ

建物から外に向かって床板が並ぶ縦張りのウッドデッキ。奥行きを短くすると、濡れ縁(和風住宅の縁側の外に張り出した部分)ような雰囲気にもなります。縦張りはいくつかメリットがあって、まず一つ目は僅かに勾配をつけることによって、排水性がよくなることが挙げられます。建物から外に向かって若干の勾配をつけることで外側に向かって水が流れる構造にすることが出来ます。
また、目地が縦に入るので、床下に僅かな時間ながら目地を通して日差しが届くというメリットもあります。日差しが届くことによって、湿気防止などにも役立ちそうですね。もちろん、設置場所にもよりますが。



もう一つのメリットしては、床板に短い材料を利用出来るということです。横幅の広いデッキだとやはり長い床板を使って出来るだけ継ぎ目無く張りたくなるモノ。縦張りだと、奥行きの長さがあれば良いので、材料の入手性が良いとされています。
ただ、ネットショップなどをみるとわかるように4m近くの床板も流通していますので、入手ルート次第では問題にならないかもしれませんね。

横張りのウッドデッキ

建物と平行に床板を張ったデッキが横張りのウッドデッキ。室内もフローリングの場合、フローリングの方向(大抵、掃き出し窓の平行方向に張ってあると思います)に合わせることで室内の延長のように演出することができ、室内から見ても広さを感じさせてくれます。
ウッドデッキの幅にもよりますが、長い床材を用意することが必要。長さが足りない場合は、継ぎ目が交互になるように張っていきます。
ウッドデッキらしい雰囲気に仕上がりますので、人気の張り方。



張り方ひとつでずいぶんと印象が変わりますね。

床板の表裏

以前、「知っておきたい!DIYの材料について【前編】」で、板の反る方向について紹介しました。おさらいすると、板には木表と木裏があり、最初は反りも無くまっすぐな板であっても、時間が経過すると微妙に沿ってくることがあります。その反る方向は木表が縮んで木裏が盛り上がるというお話です。ウッドデッキなど風雨にさらされる場所の木材は、やはり反りも発生しやすいです。
床板を張る際は木裏が上方に向くように張ると良いですね。排水性がよくなります。



知っておきたい!DIYの材料について【前編】
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床板の目地の幅

床板を並べたときに目地を少しだけ開けておきます。これは排水性を良くするためで、ピッタリとくっつけると水が抜けずに腐敗の原因にもなってしまいます。かといって目地を大きく取り過ぎると、間からモノが落ちてしまったり、引っかかって躓いたりすることも考えられますので、適度な幅の目地にする必要がありますね。
大体5mm程度が目安です。
目地を同じ幅にして、キレイに床板を張るためには板と板の間になにかモノを挟んで施工すると良いです。
簡単な治具を作っておくと作業が捗ると思います。

こんな治具を2つほど作って、(端材に5.5mmの合板をビス留めしたもの)



板と板の間に挟んで使います。


床板の固定方法

一番シンプルな方法は、床板に上から下穴を開けてビスで固定する方法です。ビスの皿部分が埋まる程度の皿取り穴を開けておくとキレイに収まります。あまり深く皿取り穴を開けてしまうと、水が溜まってしまうので注意。
逆に、深め(10mm程度)に穴を開けてキャップでふさぐという手もあります。



ダンドリビス ビスキャップ

表面にビスの頭を見せたくない!という場合は、床下側からビスを打つ方法もあります。



その他にもウッドデッキの床板固定用の「デッキコネクター」という商品もあります。



引用:株式会社テイ・カトウ:デッキコネクター

施工のしやすさ、見た目、予算に合わせて選択すると良いですね。

床板の端をキレイに切り揃えるには

床板の端をキレイに切りそろえるには、最初から端を揃えようとせず、あとから一気に丸のこでカットすると良いです。但し、建物付近は丸のこが届かないので、手ノコで切り落として揃えます。



床板の木口には鼻隠しを

床板の端をキレイに切りそろえたら、木口を「鼻隠し」という部材を取り付けて隠してしまいましょう。木口は水を吸い込みやすく、鼻隠しをつけることで、耐久性もアップします。

鼻隠しなし


鼻隠しあり



鼻隠しがあると、重厚感も出てスッキリと纏まります。

作りやすさを考えて、自分好みのウッドデッキを【まとめ】

床板の張り方から、ポイントについて紹介してました。床板ひとつをとってもいろいろと考慮しないといけないポイントがありましたね。
見た目もさることながら、組み立てのしやすさ、部材の入手のしやすさなど、メリット・デメリットなど、いろいろとパターンが考えられます。見た目にも大きく関わることなので、じっくりシミュレーションして納得のいく自分好みのウッドデッキを計画して下さい。


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尾見@caDIY3D開発
caDIY3Dプロジェクトリーダーの尾見です。DIYが趣味で「誰にでも簡単に扱えるCADがあっても良いんじゃないか?」ということでcaDIY3Dを開発しています。DIY歴は12年です。今年こそは、DIYアドバイザーを取りたい。

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