【特別編】アジャスト自在錐【使ってみました】

特別企画!スターエム社製 アジャスト自在錐を使ってみました!

いきなりですが、特別企画。「スターエム社製 アジャスト自在錐を使って見よう!」です。
スターエム社さんと言えば、言わずと知れたドリルビットのメーカー。
実に様々なドリルビットを製造・販売されています。DIYなら木工用のドリルビットは必需品。職人さんが一本一本仕上げるドリルは切れ味抜群です。 第2回caDIY3Dデザインコンテストの協賛企業でもあるスターエム社さんのご厚意で、アジャスト自在錐をお借りしました。
今回は、アジャスト自在錐を実際に使って見ての感想などをお届け致します!


自在錐(じざいきり)とは

以前にアップした記事、「押さえておきたい!加工の基本【穴あけ編】」で、大きめの穴を開ける為の道具として紹介だけしましたが、穴を開ける道具です。
同じような構造ですがメーカーによって自在錐(じざいきり)と言ったり、自在錘(じざいすい)と言った呼び方をします。
中心にセンタードリルがあり、ドリルの外側には2枚の刃が取り付けてあります。 この刃の間隔は変更することが可能で、間隔を変更することで自在に直径の異なる穴を開けることが出来る便利な錐です。

押さえておきたい!加工の基本【穴あけ編】
前回は加工の基本として木材のカットについて記事を書きましたが、今回は穴あけ編です。材料切ったら組み立てるだけじゃ無いの?っと思うかもしれませんが、失敗しない作品作りには穴あけ技術は必要です。今回は、加工の基本としての穴あけについて。...

似たような目的で、大きめな穴を開ける錐としては「ホールソー」というものもあります。ホールソーは、丸めたノコギリ刃が付いた形状になります。



E-Value (イーバリュー) 木工用7枚刃ホールソー 20MM

写真では内側にびっしりとノコギリ刃が付いているように見えますが、必要な直径のものを1枚だけセットして利用します。価格が安いのが魅力ですが、安いホールソーで厚めの板をくり抜くと、くり抜いた板が中に詰まってなかなか抜けないということも…。

早速、開封!

3月に発売されたばかりの製品です。内容はアジャスト自在錐本体と、パッケージの裏側に専用の六角レンチが入っています。
錐の先と、回転刃の先には保護用のキャップが取り付けてあります。長く使うためにも、しまうときにはキャップは取り付けておきたいですね。



こんなパッケージに入っていました。
持ってみると、結構ずっしりとした重量感があります。このメカメカしい姿は男子の心をくすぐりますね!



中央の黒いノブを緩めると、左右の金属のノブを使って、刃の間隔が調整出来るようになります。左右どちらの金属ノブを回しても、両方の刃が連動して動きますので、両方の刃の間隔を慎重に位置決めする必要がありません。これは便利!
本体には、円の外径を決めるための目盛りがありますので、この目盛りに合わせて穴径をセッティングすれば良いですね!



一番内側に刃を寄せてみました。最小で25mmの穴あけが可能。



一番外側に刃を寄せてみました。最大で75mmの穴あけが可能。

テスト切削してみました


では、早速、テスト切削をしてみたいと思います。今回はSPF1x4材の端材に丸い穴を開けてみます。
最大で30mm厚の板までくりぬけるようです。1×4材の厚みは19mmなので余裕ですね!
今回は充電式の電動ドリルに取り付けました。アジャスト自在錐のチャックする部分は丸くて(3カ所に切り欠きはありますが、)インパクトドライバのチャックには取り付けられません。
また、ハンマードリルやインパクトドライバーでの使用は禁止されています。



最初に中心のセンタードリルで穴が空き、続いて周辺の刃が材料に当たって穴開けが開始されます。使って見た感触としては、ムリに押し込んで穴を開けようとせず、刃が木を削る(こする)くらいの感触で、ゆっくりと進めていくと良い感じです。手がぶれて回転軸が斜めになると負荷が掛かって回転が遅くなったり、最悪の場合は、回転が止まってしまうこともありました。軸をぶらさないように、回転を維持するように徐々に削って行く感じで扱うと上手くいくようです。

今までの自在錐というと、左右に広がったバーが高速回転するので、若干の恐怖心などもあったりするのですが、このアジャスト自在錘では75mmまでの穴しか開けられないというのもありますが、回転しててもコンパクトに収まっているので、以外と恐怖心はありませんでしたね。(個人差があると思いますが)

出来ることなら材料をしっかりと固定して、両手で電動ドライバーを保持した方が安全、確実だと思います。
別売で安全カバーも売っているので、そちらを使うとより安全(しかも切りくずが飛び散らない)ですね。



こんな感じで、穴を開けることが出来ます。ホールソーだと、この抜いた方の丸い板がホールソーの中に詰まってなかなか取れない。ということがありましたが、自在錐なら簡単に取り外すことができました。
今回は、下に捨て板をしきました。バリを少なくキレイに板を抜くなら捨て板は必須ですね。捨て板は厚めの板(15mm以上)で無いと、中心のドリルビットが捨て板を貫通してしまうので注意が必要。



穴あけした側の板の表面です。ガサガサにささくれることも無く、比較的キレイな表面をしていますね。



抜いた方の木の表面も割とキレイです。
これなら木のおもちゃの車輪などにも使えそうですね。
ただ、まっすぐな円柱か?というと、手持ち工具での加工でしたので、少し斜めに傾いてしまいました。
くり抜いた内側を使いたい場合は、垂直にくり抜く工夫(ボール盤を使うなど)が必要かもしれませんね。

自在な穴をあけたい人には【まとめ】

非常に簡単に直径の変更ができ、簡単に丸い穴をあけることが出来ます。
これくらいの直径の穴をキレイにあけるのはなかなか難しいので、用途によっては必須アイテムかもしれませんね!
特に小屋作りや、治具作りなどを行うDIYerの方なら、壁に配線用の穴をあけたり、パイプを通す穴をあけたいというような用途で使い勝手があると思います。
使い方はアイデア次第ですね!これを使ってある治具を思いついているのですが、それはまた今度!

あとは若干お値段がお高めですので、日曜大工で使うなら、費用対効果や使用頻度を考えながら入手を検討してみては如何でしょうか!


スターエム 構造用合板、サイディング対応の超硬アジャスト自在錐セット 5010AT


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尾見@caDIY3D開発

caDIY3Dプロジェクトリーダーの尾見です。DIYが趣味で「誰にでも簡単に扱えるCADがあっても良いんじゃないか?」ということでcaDIY3Dを開発しています。DIY歴は12年です。

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