小技を効かして、気楽に塗装しよう!
いろいろな塗装方法や塗料について紹介してきましたが、いざ塗装をしようとすると準備や後片付けが面倒。
特に油性の塗料は後片付けが大変!
そこで、今回はちょっとした小技を紹介。ちょっとした工夫で手軽に塗装が出来るようになりますよ!
塗装に対する敷居がグンと低くなる、塗装に関する小技や小道具について。
仮の持ち手をつける
塗装を進めていったら、持つところが無くなった。というのはよくある話。せっかくキレイに塗装出来たところを乾いていないのに触ってしまうのは気が引けますよね。そんな時にはあらかじめ釘やビスで持つところを追加しておきましょう。
仮の持ち手としてビスを打って塗装している例
塗り進むうちに持つところが無くなるような場合でも、見えない場所や目立たない場所にあらかじめ釘やビスを打ち込むことで、持つ場所ができて安心。小さい物の塗装にも有効な手段。
手に塗料が付いた。洗うのが面倒。となる前に。
水性塗料を使っていても、手などに付いた塗料を洗うのは面倒。
塗装に夢中になって気づいたら手に付いた塗料が乾いてしまって、いくらこすってもなかなか落ちない。なんてことにならないように塗装の際には手袋をはめると良いですね。
軍手やポリ手袋も良いですが、オススメは薄手のゴム手袋。
100枚入りなどが箱で購入できます(価格も500円程度)ので、塗装の度に使い捨てできます。軍手は塗料が染みこむ可能性がありますし、ポリ手袋は、細かい作業(細かい部分の塗装や、塗料の蓋の開け閉めなど)がしにくい場合があります。同じ使い捨てなら薄手のゴム手袋がオススメ。
手にピッタリとフィットしますので、作業性が抜群です。汚れてしまったら躊躇無く捨ててしまいましょう。粉付きタイプの物が汗をかいても脱ぎやすいです。
モデルローブNo910天然ゴム使いきり手袋粉つき100枚入ホワイトL
刷毛での塗装は抜け毛が心配。
塗料を塗る道具は刷毛だけとは限りません。いろいろな道具があります。
(ニス仕上げや油性塗料は刷毛で行いますが)
アサヒペン AP万能用ローラーバケセット 180MM ARS-180
広い範囲を一気に塗装出来て、時間短縮できるローラー刷毛。壁面の塗装や、ウッドデッキなどの広い面積を塗装する場合には便利ですね。回転したローラーで塗るために、塗るというよりは塗料を置いてくる感じで、乾燥すると少しざらざらとした感じに仕上がります。
ドラパス スポンジブラシ NO.3 約75MM幅 536003
こちらはスポンジでできたブラシです。毛が抜けることも無く、むら無く塗装出来るのが特徴。水性塗料やオイル仕上げなどにも利用出来ます。塗料の吸い込みが良く、塗料がたれることもないので作業効率が抜群。オススメです。
最近では100円ショップでも見かけますね。
スポンジブラシを自作する
上でオススメしたスポンジブラシ。自作するともっと便利。
用意するのは、どこのホームセンターでも売られているすきまテープと薄い板。
薄い板は何でも良いです。今回は100均で売られていたもんじゃ焼きのへらを用意しました。
すきまテープはできるだけ幅広のものを用意しましょう。3cm程度は必要です。
作り方は簡単。すきまテープを8cm程度の長さに切って、薄板に折り曲げて貼り付けるだけ。
使い終わったらスポンジを剥がして捨てるだけ。洗う必要すらありません。ランニングコストは抜群に良いです。
注意点は水性塗料か、溶剤にシンナーが使われていない塗料(油性塗料はNG)でしか使えないこと。シンナーが使われた塗料で使うと、テープの粘着材が溶けるので使えません。
仕上がり具合もしっかりシミュレーション!
DIYの設計で忘れがちなのが仕上げの塗装の、塗料の見積もり。このアプリなら塗料を登録して見積もりも簡単にできます。
工夫次第では、塗装も簡単【まとめ】
マル秘という程の技では無かったかもしれませんが、ちょっとした工夫で気楽に塗装に取り組めるようになりますよ。
エコでは無いかもしれませんが、使い捨てできる物であれば使い捨てと割り切ると塗装作業が気楽にできます。後片付けが面倒とか、道具の保管はどうしようなどと悩んでしまって、いつも無塗装でおしまい。という方も、今回の小技を参考にチャレンジしてみては如何でしょうか。
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