エクステリア作りに欠かせないレンガワーク。
花壇やガーデンシンク、バーベキューコンロなど、レンガを使った作品はいくつも思い浮かびますよね。洋風な外構には欠かせない素材のレンガ。
上手く積むにはちょっとしたポイントを押さえておく必要がありますが、ポイントを押さえておけばすぐに慣れてくると思います。
レンガを使ってエクステリア作りにチャレンジしてみては如何でしょうか!
ー目次ー
レンガワークで使う道具
レンガを積むのに必要な道具は、モルタルを練る道具の他に以下のようなものを用意しましょう!
モルタルを練る道具については、↓↓↓↓こちらの記事をご覧ください。
レンガたがね・平たがね・チゼル
レンガを割る(切断する)のに使用する工具です。レンガを互い違いに積もうと思うと、どうしてもハンマス(通常サイズのレンガを半分にしたもの)が必要になってきます。ハンマスのレンガをキホンのレンガから作るのに、この工具を使います。上級者になると、これだけで正確にレンガを半分にすることが出来るようです。
土牛 STチゼル 中
ディスクグラインダー + ダイヤモンドカッター
上のたがねとハンマーでハンマスのレンガを作ることも出来ますが、なかなか素人にはキレイに割ることが出来ません。
そんな時は素直に電動工具に頼りましょう!ディスクグラインダーとダイヤモンドカッターの組み合わせで、固いレンガも豆腐のように切ることが出来ます。
ディスクグラインダーについては、↓↓↓↓こちらの記事をご覧ください。
コテ(レンガコテ・ブロックコテ・目地コテ・左官コテ)
レンガを固定するにはモルタルを使用しますが、モルタルを置いたり詰めたりするのに使うのがコテです。
レンガワークではレンガコテ・ブロックコテ・目地コテの3種類を用意しておけば良いですね。
最低、目地コテ、左官コテの組み合わせでもOK。
レンガコテ | ブロックコテ | 目地コテ | 左官コテ |
嘉彦 レンガコテ 2 | 嘉彦 ブロックコテ (大) 1 | 嘉彦 平目地コテ 9mm | 嘉彦 中塗コテ 240mm |
コテ板・盛板
コテ板・盛板とは、練ったモルタルをひとすくいして乗せておく手に持つ板です。左官屋さんが左手にもっているアレですね。
小規模なレンガワークであれば、無くても何とかなりますが、あると気分が盛り上がります(?)
板に取っ手があれば良いので、端材があれば作っても良いですね。
大五郎 左官用コテ受け台
スポンジ
普通の台所用スポンジでOK。
モルタルがはみ出たところを水に浸したスポンジで掃除します。すぐにぼろぼろになるので、使い捨て出来る安いスポンジでOKです。
レンガを半分にしてハンマスを作る
キホンのレンガを半分にするにはディスクグラインダーを使用します。鉛筆などで墨線を書いておいて、ディスクグラインダーを使って切れ込みを入れます。豆腐を切るように簡単に切れ込みを入れることが出来ます。
ディスクグラインダーでは2cm程しか切れ込みを入れることが出来ませんので、裏表の2カ所に切れ込みを入れます。
ポイントとしてはレンガを水に浸しておくこと。すると、粉じんも少なく、キレイに切れ込みを入れることが出来ます。
ディスクグラインダーで切れ込みを入れたら、たがねを溝にあて、たがねをハンマーで叩くと簡単に半分に割れます。砂袋などを下に敷いておくと安全に割ることが出来ます。
レンガは十分に水を含ませましょう
レンガ積みのポイントはレンガを水に浸して、十分に水を含ませること。乾いたレンガを積もうとしても、モルタルの水分を吸収してしまって上手く接着できません(すぐにモルタルがぱさぱさになってしまう)。
水糸を張ってビシッとまっすぐに
レンガをまっすぐに並べるコツは、水糸を張っておくこと。本格的な遣り方で無くても、二つのレンガの間に水糸を張っておけば、それだけでもずいぶんと違いが出てきます。面倒くさがらずに水糸を張って、ビシッとまっすぐ並べましょう。
レンガの目地は10mmが基本ですが、レンガ一つ一つが全く同じ形では無いので、目地幅は目安程度と考えておいた方が良いです。
モルタルを使ってレンガを固定
モルタルは、トロ舟の端を使って細長くコテにすくって、レンガの上に2列に置きます。その上にレンガを載せて、ハンマーなどでコツコツと叩きながら調整して、水平を出していきます。目地には目地コテなどを使ってモルタルを詰め、外側から押さえていきます。
はみ出してもかまいません。後でスポンジを使って掃除すればキレイになります。
スポンジで掃除すればキレイな目地に
目地が凸凹な状態でも、最後に水を含ませたスポンジで なでれば キレイな目地に仕上がります。
はみ出てレンガにこびりついてしまったモルタルもキレイに拭き取りましょう。スポンジを何度もこまめに洗いながら掃除するのがポイントです。
エクステリアDIYにおすすめのアプリ
このアプリを使えば、設計からデザインまで出来るんですよ! エクステリア、インテリアやガーデン家具の設計もこのアプリなら簡単に設計できちゃいますよ! 上に登場した説明画像もこのアプリを使っています。レンガのパーツも最初から入っていますよ!
レンガワークでステキなエクステリアを!
レンガで作品を作る際のポイントを紹介しました。最重要ポイントはレンガに十分に水を含ませること!ここさえ押さえておけば、作った後で崩れてしまう心配はありません。水平が出ていなかったり、並びが多少曲がっていても手作りの味です。
もう一つポイント。必要なレンガは一度に購入しておく方が良いです。レンガが足りなくて、後日買い出しに出かけたら、在庫切れで入荷待ちなんてこともあり得ます。レンガはお店側も纏まった数のパレット単位での発注となるので、入荷時期が不安定な場合もあり注意が必要です。
また、必要数+αのレンガを用意した方が良いですね。ハンマスを作る際に失敗したら、必要個数が足りなくなったということも考えられます。なかなか構想段階で必要なレンガの個数を求めることは難しいかもしれませんが、caDIY3Dでシミュレーションすれば簡単に個数が求められて間違いないですよ!
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