【庭造りDIY】独立基礎をマスターして柱を立てる

DIYで作るなら独立基礎が簡単。

フェンスやウッドデッキなど、大きなものを作る際には「基礎」が必要となってきます。家を建てたことがある、あるいは建築を計画したことがある方なら、「ベタ基礎」、「布基礎」、「独立基礎」といった言葉を聞いたことがあると思います。 最近の新築家屋なら、ほとんどがベタ基礎と呼ばれる基礎を採用していると思います。では、DIYでフェンスなどを建てる場合の基礎はどうしたら良いでしょうか?
今回は比較的簡単な独立基礎について。


柱を立てる前に用意したい測定器具

柱をまっすぐ垂直に立てるには、水準器と呼ばれる測定器具を用意します。
使い方は簡単で、測定したい柱などに押し当てて、気泡が真ん中に来ているかどうかで水平、垂直を確認することが出来ます。 下の写真の水準器だと45度も測れますね。


シンワ測定 ブルーレベル マグネット付 300mm 76379

柱をどの程度地面に埋めるのか?

柱を立てる場合、倒れないようにするためには、ある程度地面に柱を埋めないといけません。
目安としては地上1に対して地中部分は1/3程度必要とのこと。つまり、1mの柱を立てる場合は、30cm程度は地中に埋める必要があります。 では、2mの柱を立てる場合は倍の60cm必要?ということになります。理想はそうなんですが、現実的には40~45cm程度かなっと思います。



ウッドフェンスなどで連続した柱を立てる場合は、柱の高さが高くなるほど、柱の間隔を狭めて調整すればよいですね。
風圧が心配な場合は控え柱という柱を追加で取り付けます。また、一直線のフェンスではなくL字やコの字の形状も検討してみて下さい。

直接柱を地面に埋める場合

地面に埋まる部分に防腐塗料を塗ります。
埋める必要のある深さ+10cm程度の穴を掘り、底に砕石を入れて突き固めた後、コンクリートを穴に流し込み、その上に柱を立てます。
一つ一つの穴に基礎を作る感じですね。基礎については以下のページもご覧ください。

【庭造りDIY】 基礎作りの基本【工法】
ベンチのような庭にポンと置くだけの作品であれば必要ありませんが、花壇やレンガ造りのガーデンシンク、フェンスや小屋など大きく動かない物を設置する場合には「基礎」と呼ばれる部分を作る工程が必要となってきます。といってもレンガやブロック、沓石(く...



柱を立てたら、柱の回りを包み込むようにコンクリートを流し込んで、柱を固定します。 コンクリートが固まるまでは仮の筋交いなどを取り付けて柱が傾かないように注意する必要があります。

穴を掘って、コンクリートを流し込むので基礎の形は穴の形状となってしまいます。 もっときちんと作りたいという場合は、コンクリート型を作る必要があります。 型枠用のベニヤ板を使う方法もありますが、ボイド管を型枠に使う方法が簡単。 ボイド管は紙で出来た丈夫なパイプで、ノコギリで簡単に切断出来ます。 穴の中に切ったボイド管を置き、その中に柱を立て、コンクリートを流し込みます。



フェンスブロックを使った独立基礎

柱を立てるためのフェンスブロックという製品がホームセンターで売られています。フェンスブロックを使う場合はブロックが5cm程度、地上に突き出すような形でブロックを埋めます。こうすることで雨水の跳ね返りなどから柱を守り、柱を長持ちさせることが出来ます。下の図は高さ45cmのフェンスブロックの埋設例です。



フェンスブロックは入り口から底に向かってテーパー状の穴になっているので、90角の柱だと底まで届きません。(入り口は100角です)



ブロックを設置したら、柱の底面の位置までモルタルを充填した後に柱を挿入します。柱とブロックの間には隙間が出来ますので、緩く溶いたモルタルを流し込んで固定します。



ブロックの周辺は土で埋め戻しますが、水をくわえながら土を戻し突き固めていくと、土が締まってしっかりと固定できます。

沓石を使った独立基礎

ウッドデッキやパーゴラなどの柱の場合は、沓石(束石)を使った独立基礎が考えられます。
基本はフェンスブロックと同じ設置方法で良いですね。穴を掘って底に砕石を敷き、その上に設置します。


レンガ、平板を使った独立基礎

比較的、地盤が安定している、または他の独立基礎の補助的な基礎の場合は、単に地面にレンガや平板を置くだけで基礎とすることも出来ます。 あくまで補助なので、重要な柱部分はしっかりとした基礎を作りたいですね。


立体的な庭造りには不可欠な独立基礎【まとめ】

フェンスやパーゴラなど、庭に立体的な工作物を作る場合に避けては通れない基礎作り。地味で体力のいる作業になりますが、作品の良し悪し、耐久性に大きく関わってくる部分ですので、手を抜く訳にはいきませんよね。
独立基礎の種類も様々で適材適所。
独立基礎をマスターして、立体的な庭造りに是非チャレンジしてみて下さい!



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尾見@caDIY3D開発

caDIY3Dプロジェクトリーダーの尾見です。DIYが趣味で「誰にでも簡単に扱えるCADがあっても良いんじゃないか?」ということでcaDIY3Dを開発しています。DIY歴は13年?です。2017年にDIYアドバイザーの資格をとりました。

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