【庭造りDIY】オリジナルウッドデッキを設計しよう【階段編】

忘れちゃいけない地面との段差

土台を作って、床板を張れば、とりあえずはウッドデッキの完成ではありますが、せっかく作るのであれば庭との行き来をスムーズにする階段、手摺りやパーゴラなど付帯設備も作りたいところ。 特に小さなお子さんがいる家庭では、高い段差のウッドデッキでは、転落や上り下りに危険が伴うことも考えられます。 一言で階段と言っても、いろいろな用途、作り方が考えられますね。今回はウッドデッキに付属する階段について。


ウッドデッキの高さはどれくらい?

ウッドデッキを作成する場合、室内との行き来が出来るように掃き出し窓(床面まである大きな窓。ほうきで室内のゴミなどを掃き出すことから掃き出し窓と呼ばれる)や、 勝手口などのドアがある場所に計画しますよね。では、地面から掃き出し窓の下端まではどれくらいあるでしょうか?
自宅の庭に作るんだから直接測ればいいんじゃない?と言われそうですね。もちろん測って下さい。



標準的な木造家屋の場合、基礎の高さが30~45cm程度あるそうです。その基礎の上に土台、根太、床板などを設置して、一階のフロアになるのですから、 地面と室内の床の差は大体45cm~65cm程度になります。結構、大きいですね。
一階フロアと同じレベルにウッドデッキを作る場合は、高さがそのくらいになるということになります。

階段の仕様を考える

階段の幅は踏み板の厚みによって変わってきます。【庭造りDIY】オリジナルウッドデッキを設計しよう【土台編】でも紹介しましたが、板の厚みによってたわみ量が異なってきます。
床板と同じように、たわみ量で踏み板の幅を決めましょう。踏み板が薄くなれば、幅を狭くしないといけません。
これは踏み板を両側から挟み込むような形の階段の場合で、もっと幅を広くする場合は、踏み板の途中に根太を入れて支える形になります。

【庭造りDIY】オリジナルウッドデッキを設計しよう【土台編】
ウッドデッキの構造とは?まずは土台について。前回、ウッドデッキに使用する木材について紹介しましたので、いよいよウッドデッキの設計をシミュレーションしていこうと思います。基礎の基本的なところは以前紹介した「独立基礎をマスターして柱を建てる」で...


階段の1段の段差(「けあげ」と呼びます)はだいたい20cm以下、踏み板の幅(踏み面寸法、踏み面の奥行きのこと)は26cm以上が望ましいです。ウッドデッキと地面との高さの差から何段にするか決めて、さらに階段を作る為の材料の幅などから踏み面寸法を決めていけば良いですね。



ウッドデッキの一部に階段を設置する場合

ウッドデッキの一部に細めの階段を設置する場合は、ウッドデッキを作った後に後付けでも設置できますね。
いくつかデザインサンプルを紹介します。



シンプルな階段。側面の板に踏み板を乗せる為の桟を取り付け、その上に踏み板を固定します。
階段の下端は平板などの石材を置いておくと、側面の板が腐食しにくくなります。


つづいて、踏み板を下から支えるタイプです。





踏み板下の斜めの板はデッキの柱などに固定します。下から支えるため、踏み板の途中にも支えを設けることが出来るので幅の広い階段にも対応出来ます。



ウッドデッキを2段に分ける

スキップフロアのようにウッドデッキの一部を低くすることも考えられます。この場合は、最初から設計に含んでおく必要があります。


上の図のように土台の一部を低くして設計します。



床板を張ると、スキップフロアのような段差が作れます。立体感が出て、オシャレなデッキになりますね。


一段低くした部分ですが、外に張り出して設計すると、そのまま階段にもなりますね。


後付け階段以外なら設計段階から計画を【まとめ】

当たり前の話ですが、後付けする階段以外は設計段階から検討、シミュレーションしておかないといけませんね。
複雑そうに見える2段のウッドデッキもシミュレーションをしてみればさほど難しくないことがわかります。
せっかく作るウッドデッキ。シンプルなデッキも良いですが、思いっきり拘ってみるのも良いですね!



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